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『1999年に思うこと』

「1999年」といえば思い浮かべるのが「ノストラダムスの予言」。知ったのは子供の頃。そのときは「1999年ってずっと先だなぁ……どうなるんだろ？」という印象でした。それからもう50年。いや、冗談はさておき……（おいおい？）。そういう意味では、単に１年が過ぎたという以上に、本当に「ああ、時が流れって早いんだなぁ」という感慨にふけさせられる、今年なのです。

実際、今年騒がれている「2000年問題」なんて、その頃は全く出てこない話題でした。問題の芽はその頃からあったのでしょうが、やはり「先になれば誰かが解決しているだろう」という雰囲気だったと思います。でも結局ぎりぎりまで問題は先送りにされ、今になって大騒ぎ。これを見るにつけて、人間ってやっぱりいい加減なのかなって、一般論でまとめてしまいたくなります。

それにしても年々、私の中の「１年の感覚」は短くなりつつあります。それはやはり、人生に対して１年のもつ割合が次第に小さくなるからでしょう。そしてこのことは、一般論として通用すると思います。これはどういうことかと言いますと……。

例えば、１歳の人間にとっては、１年というのは自分の人生そのものです。ところが10歳の人間にとっては、１年というのは自分の人生の10分の１、10の中の１つ分。それが20歳の人間になると、自分の人生の20分の１になります。そう、齢（よわい）を重ねるに従って、人生に対する１年の割合が、感覚的にだんだんと薄くなっていきます。だから、「時が流れって早いんだなぁ」という感慨を、年ゆくほどに感じるようになるわけです。

もっともこれは、何かで読んだだけで、私独自の発想ではありません。けれども納得させられる考えだと感じました。

早く感じる１年の中でも、やはりいろんなことがありました。社会に目を向けると、今年も残念ながら、大きな事件、それも、なんともやり切れない事件が数多くありました。「ノストラダムスの予言」を遠い先の出来事と感じていた頃よりも、社会を取り巻く環境・状況が悪くなっていると感じるのは、私だけではないでしょう。

それでも、自分にとっては今年もまた良い一年だったなぁと思います。もちろんいろいろなことはありましたが（汗）。それでも今こうやって文章を書いている自分がいて、それを見てくれる人たちがいます。今年もまたＨＰべいを続けることができました。これもひとえに、ＨＰぺいを応援してくれたたくさん（？笑）の人たちのおかげです。チャットでお話してくれた方々、掲示板に書込をしてくれた方々そしてメールをいただいた方々へ、本当にありがたうございました。感謝！　感謝！　です（T-T)

さて、また新しい年を迎えようとしているわけですが、ここでひとつ先日テレビで見た言葉を。「自分が生まれてきた時よりも、もっとこの世界を良くして残していきたい」良い言葉だと思いました。これをマネして「来年は、去年よりももっと良くなるようにしたい」これをみんなの夢にしませんか？　というのも「ひとりで見る夢は夢で終わる。けれども、みんなでみる夢は、必ず実現する」そうですから。て、これは野村監督の言葉だそうですね（爆）。頑張れ〜阪神！！ (((＼（＠v＠）／)))

というわけで、2000年も「あなた」にとって良い年となるよう祈りつつ、1999年ＨＰべいさいど・ますたぁの締めの言葉にさせていただきます。

ではまた、2000年に（・v＜）−☆

●次回は2000/01/09あたり更新の予定デス。

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