The Mourning for Stephane Grappelli / 追悼 ステファン・グラッペリ
ジャズ・バイオリンの巨星、ついに逝く……
1997年12月1日、フランスのジャズ・バイオリニスト、ステファン・グラッペリが、ヘルニア手術後の合併症のため、パリの病院で死去しました。89歳でした。
『ニュースステーション』にゲストとして登場したときもすばらしいバイオリンの音色を聞かせてくれたのは記憶に新しいところですが、ついにこのときがきたか……という感じです(;_;)。
いわゆる”ジャズ”というと、ゆっくりとしたテンポである種”暗く・重い”雰囲気を想像する方もいるでしょう。しかしステファンのヴァイオリンは明るく軽快です。
クラシックバイオリンとはまた違った、いや全く違った音色をステファンのヴァイオリンは奏でます。例えば古澤巌(ふるさわ・いわお)も従来のクラシックを軽快な曲にアレンジし、すばらしい演奏を提供しています。しかし、それは”静”つまり聞く者の心を落ち着かせるもの。一方、ステファンのヴァイオリンは”動”つまり聞く者の心を躍らせ、自然と体までもがリズムを取りだしてしまうかのような、まさによく”スイング”するものです。
けれども……もうそのスイングする彼のヴァイオリンも、生の演奏で聴くことはできなくなってしまいました(;_;)
しかし彼はその数々の名演奏を多くのアルバムに収めてくれています。そのすべてをご紹介することはできませんが、このページでは私が現在持っているアルバムを紹介することで、多くの方々にステファンのすばらしいヴァイオリンの音色を知ってもらえれば、うれしく思います。
そしてこのページをもって、偉大なるジャズ・ヴァイオリニストへの追悼としたいと思います。
天国でかの盟友、偉大なジャズ・ギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトとのひさしぶりのセッションを楽しんでいることを願いつつ……。
1997/12/7 ますたぁ
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