『インターネットバブル』
先日2000年1月19日、ヤフーの株価(額面5万円)が一億円を突破(1億140万円)し、初の1億円銘柄が誕生したニュースはみなさんもご存じのことと思います。ネット史上、記念すべき出来事だったわけですが、一方で「バブル」の文字が頭に浮かんだ人も多いと思います。「バブルではなく成長」ととらえる人もいるようですが……。
2000年は、良い意味悪い意味も含めて「インターネットバブル」な年になるという見方があります。
良い意味では、膨らんでいくバブル。すなわち、インターネットはますます一般に普及していくという意味です。現在では日常の宣伝広告でもURLがごく普通のように表示され、ドラマの中でも電子メールのやりとりがありふれたものとして描かれています(一部では露骨にインターネットを宣伝しようというものもまだ見られますが)。またパソコン本体の値段もかなり下がっており、普及に拍車をかけると思われます。
また「オンライン通販」については、開始2年以上経過した電子商店などが売上増の時代を迎えると予想されており、ますます電子商取引が広まりつつあります。
その一方で、バブルの最悪の結末ともいえる「破綻(はたん)」。低価格で各種サービスを提供し会員増を達成したのは良いものの、そのサービスやサポートを維持できずに破綻するプロバイダも出てくることでしょう。
また、これまでなら即座に効果が出なくても「先行投資」という言葉で片づけることができたHP開設やネット広告、スポンサーなどインターネットに対する投資の効果がはっきりと査定されることと思います。インターネットならなんでも金を出すという安易な状況はなくなり、その結果、これまで無料だったサービスが廃止あるいは有料化されることも予想されます。
……とさらさらと語りましたが、私は実は経済にうといので、あまりえらそうなことはいえません(苦笑)。それでも、今年はこれまでに見られた「インターネット万歳」時代が終わり、インターネットの良いところ、悪いところが具体的に論じられる年になると思います。
そんな中で報じられた、ヤフー株価の1億円突破。1日200万円ずつ値上がりしたそうですが……これは果たして「成長」か「バブル」か?
●数字は苦手だ……(苦笑)
#上記送信フォームほか、掲示板やチャットでもご意見ご感想お待ちしております。なおいただいた内容は(もちろんプライバシーに配慮したカタチで)日記の話題に取りあげることがあります。あらかじめご了承ください。
サイト目次
■おすすめグッズ
本 / 映画 / 音楽 / テレビ番組 / プレゼント・ギフト / ホーム&キッチン / エレクトロニクス / おもちゃ&ホビー / ダイエット・健康
■おすすめ情報・知識
パソコン / インターネット / メール / ホームページ作成 / CGI / Perl
■おすすめネタ
■おすすめ特集
「Kissin' Christmas CD化」計画 / 「フォーク並び」推進計画 / 追悼ステファン・グラッペリ 他、いろいろ。
■おすすめCGI
■おすすめリンク
サイト内検索
[
↑このページの先頭へ移動する
|
このコーナーの目次を表示する
]
注)このページ自体が目次ページという場合があります。