『ないものを分ける』

先日、某新聞の読者投稿欄の中に、非常に興味惹かれる投稿を見かけました。それは、中学3年生の娘を持つお母さんからのもの。

高校入試から帰ってきた娘に試験の出来を尋ねたところ、「英語の試験問題で泣けて、テストどころではなかった」という返事。それは、マザー・テレサのお話だったそうです。

「マザー・テレサは自分が持っている食べ物を貧しい人に上げました。もらった人はそれを半分にして、貧しい人にあげました」

この話に感動したと思ったら、急に泣けてきて大変だったそうです(笑)。

実は同様の話を入試問題ではなく、高校の教科書で見たことがあります。マザー・テレサはどの講演でも2つの小さな体験談を語ったとありましたが、これはそのうちの1つです。そしてもう1つは、次のようなお話でした。

「マザー・テレサのところに砂糖がないと学校で聞いた4歳の子供が、3日して、小さなビンに入った砂糖をマザーのところへ持ってきました。それは、その子が3日間、家で砂糖を食べないでためたものでした」

普通、「ものを分ける」という行為は、余っているもの・豊富にあるものを分けること意味します。ところが本当に大切なのは、「ないものを分ける」という気持ち・行為なのだそうです。先の入試問題のお話も、その本質は「隣の家も食べ物がなくて困っている。だから分けるのだ」ということなのでしょう。

ないものだからこそ分ける……もちろん理想と現実とは得てして異なるものであり、その行為は簡単なものではありませんが、せめてその気持ちだけはいつも持っていたい……そんな思いが浮かんだ、良い投稿を拝読させていただいたというお話でした。

受かっているといいですね(^^)

●ちなみに私はクリスチャンではありません(^^;)


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