『パソコンの選び方』
【2004/12/03追記】
ここの内容は、さすがに古い(おそらく1997-8年頃?)ので、あらためて作成し直しました。参考にしていただければ幸いです。
→『パソコンの選び方(新版)』
「パソコン初心者講座」は、私自身が初めてパソコンを購入した時を思い出しながら、「本当の意味での初心者」を対象にした内容に講座にしたいと思っています。
記念すべき第一回目はやはり「パソコンの選び方」です。
NEC全盛期をご存じの方なら、いわゆるDOS/V機(「どすぶい」と読みます。PC/AT互換機と同じです)との互換性を心配される方もおられると思います。事実私もそのクチでした。もっとも今では笑い話ですが(苦笑)。
現在一般的には、ソフトウェア(例えば「一太郎」「ワード」「エクセル」など。アプリケーションともいいますね)の多くが、Windowsが動作するパソコンを対象としています。逆にいえば、Windowsが動作するのであれば機種の違いを心配する必要はほぼないといえます。
ただしハードウェアから見ると多少違いがあります。キーボードの配列ほか、メインドライブの名称も、NECではAドライブですがDOS/V機ではCドライブとなっています。また部品についても、DOS/Vはそもそも自分で各部品(CPUやメモリ、マザーボード、筐体など)をそろえて組み立てるものなので、国内外のものが豊富に利用できます。
またiMac(アイ・マック)でおなじみのマッキントッシュ(通称マック Mac)の場合は、まったく別のパソコンとなるため、同じ名前のソフトでもWindows版、Mac版と分かれてしまいます。
現在はやはりDOS/V全盛だといえます。もちろんNECにはNECの、マックにはマックの魅力的な個性・性能があります。しかし少なくともパソコン初心者ということならば、DOS/V機を購入する方が何かと便利です(あくまで個人的な見解ですが)。
例えば富士通ならば富士通パソコン(FMVシリーズ)に限定した雑誌「FMVファミリー」があり、内容も初心者向けとなっているので本当にイチからパソコンを始めようという人にとってはオススメのパソコンの1つです。また価格の面ではソーテックのパソコンも魅力がありますね(1999/10現在)。他にもIBM(アイビーエム)やCOMPAQ(コンパック)、東芝、シャープ、ソニーなどDOS/Vパソコンはいろいろあります。
もちろんパソコンは、使う人自身が気に入ったパソコンを選べば良いのです。ただし、やはり機械として利用できてはじめて満足できるものだと思います。そういう意味では、わからないことを誰かに質問しようと思った場合、広く利用されているDOS/V機を選んでおく方が、質問できる相手が多くて便利だといえます。
ここでもうひとつ、パソコンにはノート型とデスクトップ型という区分がありますね。次回はこれについて考えてみたいと思います。では今回はこの辺で。
●別に富士通の回し者ではありません(笑)。でもやはり初心者にとっては「FMVファミリー」など雑誌のサポートがあるFMVシリーズはオススメです。
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