現在のページ：ホーム > おすすめ情報・知識 > パソコン初心者の間 > ファイルを極めろ！その１ テキストとバイナリ

『ファイルを極めろ！その１ テキストとバイナリ』

前々回、ウィンドウズに標準で付属しているソフト「メモ帳」の本体は「C:\WINDOWS\NOTEPAD.EXE」だ、というお話をしました。この文章の意味は「CドライブのWINDOWSフォルダの中にあるNOTEPAD.EXEファイル」となるのですが、前回は「ドライブ」の意味について説明したので、今回はフォルダ……の前に、「ファイル」についてお話したいと思います。

その前にひとつ質問です。ワープロソフトや表計算ソフトなどのプログラム、あるいはそれらで作成したデータなどは、フロッピーディスクやハードディスクに保存されるわけですが、どういうカタチで保存されているのでしょう？

その答えが「ファイル」です。あらかじめ存在するプログラム（＝ソフト）にしろ、それにより作成されたデータにしろ、データはすべて「ファイル」というカタチで保存されることになります（実際ウィンドウズの正体も「win.com」をはじめとする様々なファイルの集合体に過ぎません）。

ファイルにはまず保存される状態からみて「テキストファイル（データ）」と「バイナリファイル（データ）」という２つの分け方があります。「テキストファイル」とは、文字情報のみで構成されたファイルのことです。具体的には、ファイルの中身を見て、人間に理解可能な文字の並び方をしていれば、テキストファイルと見て良いです。たとえ難しい言葉がならんでいたとしても、です（笑）。逆に意味不明な文字の羅列なら、バイナリファイルといえます。

ファイルの中身を見るには、メモ帳を使うのが簡単な方法です。やり方は、見たいファイルをメモ帳のショートカットへドラッグ＆ドロップするだけ。これでファイルの中身を見ることができます。ただし、メモ帳で開くことのできるファイルのサイズ（データ量）には制限があるため、ファイルのサイズが大きすぎると「ワードパッド」で開くことになります。「ワードパッド」もウインドウズ付属のソフト。メモ帳より高機能になっていると思って下さい。もちろんその他の市販エディタ（「秀丸」や「WZエディタ」など）でも開くことができます。

「メモ帳のショートカットにMIDIファイルをドラッグ＆ドロップ」

「メモ帳で開いたMIDIファイルの中身」

「メモ帳のショートカットにHTMLファイルをドラッグ＆ドロップ」

「メモ帳で開いたHTMLファイルの中身」

具体例としては、メモ帳で作成したファイルや今ご覧のホームページ（いわゆるHTMLファイル）などはテキストファイルで、画像ファイル・音声ファイル・MIDIファイル・プログラムファイル・ワープロ独自の文書ファイルなどはバイナリファイルとなります。とにかく「テキストファイルじゃなければバイナリファイル」です。

さて、以上のお話はファイルの保存方法のことです。実際に使用されているファイルの種類としては、さまざまなものが存在します。その区別方法として利用されているのが、「拡張子（かくちょうし）」というものです。例えば「NOTEPAD.EXE」なら「EXE」の部分、「win.com」なら「com」の部分がそうです。つまり、ファイル名のドット「.」の後に付く文字が拡張子というわけです。拡張子に対する理解度が深めると、もっとパソコンのことがわかってくるのですが、どうも今回はすでにかなりの字数になっているので、「拡張子」続きは次回ということで。

●ちょっと続きそうですね、今回のお話は（＾＾；）

---

---

[ ↑このページの先頭へ移動する ｜ このコーナーの目次を表示する ]
注）このページ自体が目次ページという場合があります。

サイト概要 - 利用規約 - 免責事項 - プライバシー - リンク・著作権 - お問い合わせ

Copyrignt (C) 1997 - 2005 BAYSIDE BREATH. All Rights Reserved.