『ファイルを極めろ!その4 アプリケーションの見つけ方』

前回はファイルの「関連づけ」を説明しました。そして最後に『「アクションを実行するアプリケーション」をどうやって決める、あるいは見つければいいのかが難しいのでは?』と結びました。そこで今回は「アプリケーションの見つけ方」について説明します。

「アプリケーションの見つけ方」とは結局、「ソフト本体までの道筋」「ソフトのある場所」を知ることを意味します(以後、アプリケーションとソフトという語は同じ意味で使います)。この道筋や場所のことを「パス」といいます。パスということは、第7回「ソフトの本体はどこにある?」で説明した、ショートカットから本体を見つける方法が、ひとつのやり方として挙げられます。例えばメモ帳のショートカットから「リンク先:C:\WINDOWS\NOTEPAD.EXE」という情報が得られます。だから、メモ帳に関連づけさせたい場合には、「アクションを実行するアプリケーション」欄に「C:\WINDOWS\NOTEPAD.EXE」と直接入力すると良いわけです。

もっとも、ショートカットが作成されていないソフトもあります。そんなときはまず、「Program files」フォルダに見当をつけるのが良い方法です。標準的な市販ソフトや各種フリーウェアはこのフォルダにソフトを保存する(いわゆるインストール)場合が多いからです。

「Program files」フォルダは標準では「C:\Program Files」となっています。即ち、Cドライブを開いて現れるフォルダの中にあるはずです。そこで「Program files」フォルダを開くと、様々なソフトのフォルダが見られると思います。例えば「Netscape」フォルダや「Outlook Express」などソフトが連想されやすいものもあれば、よくわからない名前のものもあります。そうした中で、探しているソフトの名前を参考にして、それらしきものを探す……というのもまた(パソコンに慣れてくれば)手っ取り早い方法として挙げられます。

一方、インターネット上でダウンロードできるソフト、とりわけフリーソフトなどは、保存するフォルダを自分で指定・変更できるものも多くあります。その場合は「C:\dl_soft」などというフォルダを作っておいて、そこへまとめて保存するようにしておくと、探すときに手間がかからなくて良いでしょう。

また実行ファイル名(例:xxxx.exe)はわかっているけど、どこのフォルダに入っているのかわからない……という場合は、「検索」してみることで、パスを知ることができます。検索するには「スタート」ボタンから「検索」→「ファイルやフォルダ」をたどることで、検索画面に出ることができます。

いずれにしろこうして調べた場合、アドレスバーにフォルダまでのパスが表示されているので、それをコピーし末尾に実行ファイル名を追加すれば、ソフトまでのパスが得られます。もちろん、関連付けの際には「参照」ボタンを押して直接探していく方法もあるわけですが、パスがわかっていないときは上記のような方法で前もって場所を特定しておくと、見つけやすいと思います。

さて、実はここまでの説明でまだ「フォルダ」について説明してませんでした。次回は「フォルダとは何か?」について説明したいと思います。

●なぜもっと前にやらなかったのだろう?(汗)<フォルダの説明


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