『日本語変換の秘密その4 IMEのユーザー辞書ファイルを保存しろ!(ATOK編)』
前回に引き続き、IMEの「ユーザー辞書ファイル」の保存についてのお話です。今回はATOK編……なのですが、私のはATOK11なので、最新版とは状況が異なる場合もあります。あらかじめご了承下さいませ。
さてATOKの場合、標準のユーザー辞書ファイルがどこに保存されているかを知るには、ATOKのツールバーを右クリックして「プロパティ」を選択します。そして「辞書・学習」タブを選んで下さい。すると、システム辞書及びユーザー辞書のパスが示された欄が見つかると思います。
ここで気が付くのが、ATOKの場合は細かく辞書が分類されているということ。「標準辞書」「郵便番号辞書」「単漢字辞書」など分かれており、それぞれにシステム辞書とユーザー辞書が設定されています。そこでこの場合、辞書が保存されているフォルダを直接開いて、各ユーザー辞書ファイルをコピーする方法が早いといえます。
ではそのフォルダはどこにあるのかというと……例えば標準辞書のユーザー辞書ファイルのパスが「C:\JUST\ATOK11\ATOK11U1.DIC」なら「C:\JUST\ATOK11」フォルダに各辞書ファイルが保存されていることになります。そこでこのフォルダを開いてみると……たくさんのファイルがあって戸惑われるかもしれません。
しかし、ユーザー辞書ファイルは「ATOK11U+数字+.DIC」というファイル名になっているので、それを手がかりにしてコピーして、前回作成した「c:\01data\dic」フォルダなどにペースト(張り付け)するとよいでしょう。
※なお「.DIC」など、拡張子を表示させる方法については、『第10回「ファイルを極めろ!その2 拡張子」』を参照のこと。
各ユーザー辞書ファイルをコピー&ペーストし終わったら、もう一度ATOKのツールバーを右クリックして「プロパティ」を選択〜「辞書/学習」タブ〜「ユーザー辞書」欄の参照をクリックし、開いたファイルオープンダイアログ画面から、コピーした辞書ファイルのある場所、即ち「c:\01data\dic\」までたどって、各ファイルを選択すれば、作業完了です。
さて次回は、バックアップを踏まえてのユーザー辞書ファイルの管理・設定の話をこれまでしてきたので、少し発展させて、「バックアップをしやすくするためのファイル管理方」などについて出来れば……と思います(あくまで予定)。では〜。
●ATOKのバージョンアップしたいなぁ……(ため息)
#上記送信フォームほか、掲示板やチャットでもご意見ご感想お待ちしております。なおいただいた内容は(もちろんプライバシーに配慮したカタチで)日記の話題に取りあげることがあります。あらかじめご了承ください。
サイト目次
■おすすめグッズ
本 / 映画 / 音楽 / テレビ番組 / プレゼント・ギフト / ホーム&キッチン / エレクトロニクス / おもちゃ&ホビー / ダイエット・健康
■おすすめ情報・知識
パソコン / インターネット / メール / ホームページ作成 / CGI / Perl
■おすすめネタ
■おすすめ特集
「Kissin' Christmas CD化」計画 / 「フォーク並び」推進計画 / 追悼ステファン・グラッペリ 他、いろいろ。
■おすすめCGI
■おすすめリンク
サイト内検索
[
↑このページの先頭へ移動する
|
このコーナーの目次を表示する
]
注)このページ自体が目次ページという場合があります。