『日本バレーが弱いわけ』
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【2004/05/08追記】
新たに2004アテネオリンピックバレーボール世界最終予選の関連情報特集を設けました。参考にしていただければ幸いです(現在のFIVB世界ランキング情報や試合結果速報ページへのリンクもあります)。
【2003/11/03追記】
このページの内容は1999年のワールドカップバレー(女子)に関するものです。従って、2003年現在とは異なる部分もあるかと思いますがあらかじめご了承ください。なお、ワールドカップ2003バレーボールについては特別企画ページを設けました。公式サイトや大会スケジュール、出場国一覧や世界ランキングへのリンクリストなどの情報がありますので、参考にしていただければ幸いです。
スポーツの解説にもいろいろあるが、いつも感心させられるのが、マラソンや駅伝の解説。とにかく具体的なのである。給水地点で水を飲むだけでなく太股に掛けるのは冷却効果があるためだとか、何キロ地点を過ぎてから駆け引き云々など、行為一つ一つに具体的な説明や数字がでてくるので、非常にわかりやすい。中でもうまいと思うのが、増田明美さんの解説。彼女の解説では、選手ひとりひとりのそれまでの経緯や背景にまで言及する。きっと本番前に、いや普段からしっかり解説のための準備をしているのだろう。
一方で、いつもあきれさせられるのが、バレーボール。先日もワールドカップバレーが開催されたが、実況中、解説らしい解説を聞いたことがなかった。観客同様、とにかく「いけー!」「そこだー!」「おしいー!」そこに輪を掛けてアナウンサーまでも絶叫しているのだから始末に負えない。しかも、はっきりいって日本は弱い(確か、女子が世界ランキング9位、男子が世界ランキング19位だった)のに、格上のチームに「あなどれない」とか「屈辱」という表現を使ったりもする……「見ていてうんざりしたのは、私だけではないだろう。
しかし、具体的な説明ができないのはどうやら解説者だけではないらしい。放送中、日本チームのタイムアウト時の会話を聞くことがあったが、そのやりとりを聞いてそう思った。「とにかく頑張って行け」「一丸となって盛り上がれ」「打ちまくって行け」「とにかくつなげ」……そこには具体的な指示が全くないのである。
例えば、「○番の選手の動きが鈍いからそこを狙え」とか「○○の動きに注目しろ」あるいは「○○の行動は読まれているから逆にそれを利用しろ」……など、そうした具体的な指示を与えてこそ、それを頑張れ、といえるのではないか? そういう具体的なことを考えるのが、作戦タイムなのではないだろうか? 逆にそうした背景が、バレー解説におけるレベルの低さに関係しているのかもしれない。
解説にしろ作戦タイムにしろ具体的なものがでてくるようにならなければ、日本のバレーは弱いままなのではないだろうか?
●日本ばかり取りあげるのではなく、もっと他のチームのことにも言及して、バレーそのものに興味をもってもらえるような放送内容にしてね>フジテレビ
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