The Mourning for Stephane Grappelli / 追悼 ステファン・グラッペリ
Albums of Stephane Grappelli / ステファン・グラッペリ アルバム一覧
ここではステファン・グラッペリのアルバムを紹介しています。もちろん他にもステファンの名作はあります。あくまでここでは私の所有しているCDの紹介のみです。あらかじめご了承ください(作品タイトルは、amazon.co.jpにリンクしています。)
【2005/04追記】amazon.co.jpにStephane Grappelliコーナーがあります。200枚以上のアルバムがあったんですね……(汗)
ジャンゴ・スウィングス・ヌアージ 1934〜1941
「ジャンゴ・ラインハルト」
(ビクター;5800円)
文字通り、ジャンゴ・ラインハルトのアルバムですが、ステファンとの演奏がほとんどなので、結局ステファンのヴァイオリンも楽しめてしまうというCDです。
少々価格の方がお高くなっていますがそれは3枚組だからです。私は中古CDで手に入れましたが、よく中古で手にはいったものです(笑)
全曲モノラル録音ですが、どれも耳にやさしいいい曲ばかりです(^^)
お金にゆとりのあるヒトはぜひ買いましょう♪
「スタンダード・ソングブック」
(制作・発売元;ビデオアーツ・ミュージック/販売元;ポリグラム;2500円)
ステファン・グラッペリ85歳の誕生日を祝うために企画されたアルバム。来日記念版でもあるこのCDの原題は「SO EASY TO REMENBER」(邦題と全然ちがいますね・・・・)
その名の通り、ジャズのスタンダードばかり入ったアルバムのようですが、全体的にスローな曲が多く、ステファンのあの躍るようなスイングが好きな私としてはんん?という感じです。オーソドックスなジャズがいいという方には良いのかも?
ただし「HOW HIGH THE MOON」は絶品です!
「時さえ忘れて」
(ビクター;3000円)
ピアニストのマッコイ・タイナーとのデュオ・アルバム。ピアノとヴァイオリンだけというとてもシンプルな構成ですが、それだけに臨場感あるれるアコースティックサウンドが存分に楽しめます。私の一番好きなアルバムのひとつです。絶対おすすめ!(笑)
「As Times Goes By(アズ・タイム・ゴーズ・バイ)」
(エピックソニー;1500円)
日本の人気ヴァイオリニスト、古澤巌との合作アルバム。もっともデュオではなく、ギターとベースも入っています。全4曲のミニ・アルバムです。
古澤さんも、ともすれば重くなりがちなクラシックを軽い楽曲にアレンジしなおして提供してくれる、ある種ジャズ的なヴァイオリニストですが、このアルバムを聴くと「ああ、まだカタいな(笑)」というのがわかるアルバムです。
1996年の作品ということで亡くなる直前にステファンと競演できて、古澤さんにとっては大きな財産となるアルバムではないでしょうか?
「Shades of Django」
(輸入盤を購入)
邦盤もあったのですが、安いということで(笑)、輸入盤を買ってしまいました。「LOVER COME BACK TO ME」という最初から軽快な曲で始まるこれもまたお買い得のCDです。
ちなみにタイトルの「Django」とはもちろんあの盟友ジャンゴ・ラインハルトのこと。ステファンを語るときにはどうしてもジャンゴの存在は抜きにできないのですね。
「DJANGOLOGY 49」
(輸入盤を購入)
これも輸入盤です。これは邦盤がなかったような気が・・・・。
全20曲とたくさん入っているのですが、作成の際に用いられたノイズリダクション(雑音低減装置)がどうもうまくいってないような気が?かえってこもった感じに聞こえるアルバムです(注;個人的感想)
しかし曲数はほんとに多いのでお買い得かも?
ちなみにこれもジャンゴ・ラインハルトのアルバムです。
「ヤング・ジャンゴ」
(発売元;ポリドール/販売元;ポリグラム;1835円)
「ジャンゴ」と入っていますが、ラインハルト自身のCDではありません。アルバムの解説を読む限りでは、ひとつには「ジャンゴ・ラインハルトの曲は現代的で若々しいから」(?)という理由で、もうひとつには参加しているギタリストのフィリップ・カテリーンのあだ名が「ヤング・ジャンゴ」だからというのがあるようです。もっともだれがリーダーかは特に決まっていないようです。
ラインハルト自身のCDではありませんが曲はほぼすべて彼の作品ですね。
このCD、1979年制作ですがそんな時代の古さをみじんも感じさせないアルバムです。ステファンもさることながら、フィリップともうひとりのギタリスト、ラリー・コリエルの演奏も絶品です。ラストの曲ではステファンのピアノ演奏も聴ける、これまた絶品の作品です。
「イン・メモリアム」
(BMGビクター;1800円)
一応、ジャンゴ・ラインハルトの作品として販売されていますが内容的にはフランス・ホット・クラブ五重奏団の演奏が中心です(って、結局ラインハルトの方が有名ということになるのですね・・・・)
全曲モノラル録音で(収録年代を考えれば当然ですが)、雑音もありますが変に処理をされていない分、そうした雑音もまた耳にやさしい、なかなかのアルバムです。
余談ですが結局ステファンの初期の演奏を聞こうと思うなら、ジャンゴ・ラインハルトの作品をどうしても購入することになりますね(笑)
ヴァーヴ・ジャズマスターズ・シリーズ
「ステファン・グラッペリ」
(発売;ポリドール;1800円)
とりあえず目に入ったので購入したら、べつになんてことはない、ベスト盤みたいなCDだったという・・・・(笑)
全体的にスローな曲が多かったように思います。またオーケストラと一緒に演奏した曲も入っています。
もっともスロー&オーケストラ的なものは苦手な私はやはり「時さえ忘れて」か「ヤング・ジャンゴ」あたりからステファンを知るのが良いような気がします。って個人的感想です(笑)
※アルバム及び画像について
このページで使われている各アルバムについて、当ページは著作権を侵害する意志、目的のないことを表明致します。
※価格について
各アルバムはすべてCDの価格です。中には消費税5%が導入される以前のものもあります。従って現在では若干価格が異なっているものもあるはずなのであらかじめご了承ください。なお輸入盤については、おそらく2000円以内だったと思います(忘れてしまいました(^^;))。
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